引き続きアウトサイダー・アート・フェア・ニューヨーク 2014(
Outsider Art Fair New York)をお届けしています。会場全体の様子などは先日のポストをどうぞ。
ご参照:
アウトサイダー・アートフェア2014 その1 会場の様子とトークセッション冒頭のかわいい写真はケビン・モリスギャラリー(Cavin Morris Gallery)のランドール・モリス(Randall Morris)さん。ランドールさんは林原国際芸術祭「希望の星」プロジェクトの関係で、日本でも講演会を行ったことがあります。博学で心からアートが好きな方で、いつ会っても好感がもてる方。
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©Guillaume Couffignal
ニューヨーク・タイムズ紙から取材中。
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シルヴァン・コレンティン(Sylvain Corentin)さんの作品。白い壁に良く映える
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日本人作家M'onmaさんの作品
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アンドリュー・エドリンのブース。各ギャラリーにはこうやって名札がついています
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圧巻のヘンリー・ダーガー
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曲でいうと「サビ」みたいな作品です。5千万円だそう・・・・。
(7千万円ほどの作品はすでに売却済み。きゃー!)
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続いて、私的には一番おもしろかったブースの
クリス・バーン+マーコンドブックス(Chris Byrne + Marquand Books)
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そこで桁外れに本物の空気をだしていたのが、スーザン・テ・カーランギ・キング
(Susan Te Kahurangi king) さんの作品。名前も半端じゃありません。
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一瞬何かわからなかったのですが、よく見るとドナルドダック!
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このクリエイティビティは、相当心を動かすものがあります。素晴らしい。
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スーザンさんは1951年ニュージーランド生まれ。4歳の時から失語していた彼女は多くの絵を書いていましたが、ある日ぱたりと絵を描くのを辞めます。それからおよそ20年たち、また筆をとり始めました。この「急がなさ」。必要に思ったから絵を描き始めたのでしょうね。この動機はなんだったんでしょうねえ。
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ピュアビジョンアーツ (Pure Vision Arts)のディレクター、パンさん。紹介しているのはニコール・アップル (Nicole Apple)さんの作品。ニコールさんの作品は特に日本では受けるのではないかと思います。
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ワニとフラミンゴ
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©Pure Vision Arts
工具たち。ああ真面目・・・
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すごいオーラを放っていたむらさき人形。バーボン・ラリー(Bourbon-Lally) ギャラリー
のレイナルド・ラリー (Reynald lally) さんの作品
★★訂正★★ 5/17/2014
レイナルド・ラリー(Eynald Lally) →→ マルチネ・バーベント(Martine Birobent)さん
この作品の作者を間違えて掲載してしまっておりました。大変申し訳ないです。
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石たち
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支援者募集中のフォーク・アートミュージアムのブースでは
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かわいいビル・トレイラーとユーゲン・ブルチェンハインバッジを配っていました。
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アメリカ国外からのブースの活躍が目立っていた今回のフェアですが、こちらはスイスから。ギャラリー・ドゥ・マルシェ(Galerie du Marche)。アロイーズが沢山あった他、世界各国から集められた書籍が展示されていたのが面白かったです。売り物かどうか聞いてみると、違う違う!!オレが集めたんだ、自分で買え、と言われました。ギャラリーやっている人がやっぱり一番オタクだよなあ、と思いました。
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私の好きなスコッティ・ウィルソン(Scottie Wilson)
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こちらはYukiko Koide Presents(小出由紀子事務所)のブース。小出さんのブースは毎回、白い壁と作品の清潔感がたまらなく綺麗です。他のブースとは一味違う雰囲気がでています。背後にある斉藤さんの作品は、ニューヨーク・タイムズ紙でも絶賛されていました。
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小出さんの背後右手の松本国三さんの作品。肥満のもとですよ
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祝・初出展!銀座にギャラリーを構えるMegumi Ogita Galleryの荻田さん
人間離れした瞳をしておられます。
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ダウン症の書道家金沢翔子さん。NHKの大河ドラマ「平清盛」の題字や、日本テレビの24時間テレビやTBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」に出演するなど、メディアに多く取り上げられているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
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モニターでアーティストの様子を説明する、リチャード・ギアみたいな顔したギャラリストがいたり
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恐ろしい、激しい絵画の横で、シャンパン片手に談笑する人々を見たりしながら
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買い物袋ぶら提げて、気軽に参加したいですね。
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ではまた!ぼけぼけだけど、ジェイジェイクロマー(JJ Cromer) さんの作品と
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アートフェアに行くならばやっぱり初日が一番面白い。まず、見に来ている人を見るのが面白い。招かれたコレクターや、気合の入った人が集まりますね。アメリカでは隣にいる人にポイと話しかける事は普通なので、偶然の縁からいい出会いが沢山生まれます。